気持ち

犬がしっぽを噛むのはどうして?その原因と対処法を解説!

がしっぽを追いかけて回っていたり
噛んだりする行動をみる事があります。

単に遊んでいるのかな?
それとも何か異常な行動なのかな?
と思った事ありませんか!

そこで今回は犬がしっぽを噛む行動で
考えられる原因や対処法を解説して
行きたいと思います。



犬が自分のしっぽを噛む!考えられる原因は?

01

最初に犬が自分のしっぱを噛むという行動は
何らかの原因がある異常な行動だと
頭に置いておきましょう。

しっぽを噛む原因として考えられるのは

・不安やストレスを感じている
・ノミ・ダニによる痒み
・怪我・骨折などによる痛み

などで精神的なモヤモヤを抑えられず
「強迫性障害」を起こしたり、しっぽに
何らかの違和感を覚えているからです。

しっぽを噛むのは止めさせるべき?対処法は?

しっぽを噛むのは止めさせるべきか?
人間もそうですが、同じ場所を噛み続けると
どうなるかと考えるとわかりやすいでしょう。

噛む力にもよりますが、自傷行為には
違いありませんので、赤く腫れ炎症を起こし
酷い時には出血を繰り返す事になります。

重症化させない為にも止めさせるべき行動です。
その時叱ってはいけません!
余計にストレスを感じ
逆効果になりかねません。

まずは何より原因を見つける事が肝心です。

ストレス要因となる事はないか、しっぽの回りに
異常はないかなど日頃の観察とボディチェックが
一番の良い対処法だと言えます。

必死でしっぽを追いかける!ぐるぐる回るのは異常行動?

しっぽを追いかけてぐるぐる回る
という行動をとる時がよくありますよね。

異常な行動かは頻度や度合にもよりますが、
運動不足だったり、単に面白くてじゃれている
という可能性もあります。

【下の動画は遊びモードでじゃれている様子】

よく観察して何度も頻繁にしている
エスカレートして噛み癖がつく場合も!

そんな時は止めさせるようにしましょう。



他にも気になる!犬のしっぽにまつわるアレコレ

02

犬のしっぽには様々な役割があります。

・体のバランスをとる
・体を温める
・感情を伝える

などそれぞれしっかり使い分けているんです。

犬種によってしっぽの長さや形状が異なり、
しっぽが殆どないような犬種もいますが、
犬同士のコンタクトにもとても重要なのです。

つまり相手に対する感情が脳から指令により、
しっぽで表現されるわけですから、

機能しなくなると意思疎通がうまく行かず
攻撃性に繋がる
とも言えます。

犬がしっぽを振るのはなぜ?

では犬がしっぽを振るのは何故か?
大半は人間や犬同士でコミュニケーションを
とる手段と言えるでしょう。

犬は感情豊かな動物なので、
常にしっぽを振っているというイメージが
ありますが、

きっと伝えたい気持ちが溢れているのでしょう!

しっぽの角度や振り方などで喜怒哀楽を
表す事が多いので、顔に表情がなくても
しっぽを見ると、
気持ちがわかったりします。

とっても重要な「コミュニケーションツール」
と言えますね。

しっぽの振り方や左右の方向によって理由は違うの?

そこでしっぽの振り方や方向による理由の違い
を調べてみました。

しっぽの振り方

「左右に小刻みに振る」
⇒ 喜んでる、興奮している
「左右にゆっくり振る」
⇒ 興味や好奇心、警戒
「ピンと真っ直ぐ立たせる」
⇒ 自信や強さのアピール
「水平にのばす」
⇒ 初対面時での不安や緊張
「足の間に丸め込む」
⇒ 恐怖心、服従

左右の方向による違いこれは人間と同じように「右脳と左脳」の働きによって異なるようです。

・右脳は左半身に表れるネガティブな感情
・左脳は右半身に表れるポジティブな感情

を表していると言われています。

イタリアのチームでの研究によると感情によって
左右それぞれにおいて、異なる動きをするとも
確認されています。

そう考えると観察するのも楽しくなりますね。

犬のしっぽが下がる時の理由は?

しっぽの動きとして下にダラ~ンと垂れてる
時がありますが、そんな時は「無関心」である
事が多いようです。

但し、下に垂れた状態がずっと続くとなると
事態は変わってきます、動かせない理由や病気の
可能性もあるので注意が必要です。

下がったままは要注意!?どんなサインなの?

しっぽが下がったまま動かない場合は要注意!
怪我や骨折による痛みや他の病気のサイン
かもしれません。

そんな時は変形や腫れがないか、
動かすと痛がるか
など触って
よ~くチエック
してみて下さい。

特に排泄時などに動かさなければ
痛みを感じていると思われるの
様子をみて、病院へ連れて行きましょう。



犬のしっぽが骨折することがあるってホント!?

03

犬のしっぽは器用に動くので「骨」があるの?
柔らかい骨だから「骨折」なんて考えられないと
思う方もいるかもしれません。

意外にも犬のしっぽは「骨折」しやすいのです。
骨折は小型犬に多く、
尾骨は先に行くほど細くなります。

踏まれたり、ぶつけたり、高い所から落ちたりと
知らぬ間に脱臼やひび、骨折していたという事に
なりかねません。

 

犬は感情表現が豊かなので、特に興奮したり
喜んでいる時はかなりのハイテンションで周り
見えなくなり激しくしっぽを振ります。

どこかにぶつけた痛さより、

喜びの方が勝ってしまい
気づくのが遅れる事もしばしばあるので
しっぽの動きは毎日要チェックと言えますね!

感情表現以外にも、動きが鈍るとバランスが
とれなくなったり、寒さをしのげなくなったり

重要な役割がある「しっぽ」だけに
見落とさないよう 注意しましょう。



まとめ

04

今回は犬がしっぽを噛む時の原因と対処法を
紹介してみましたが、感じた事は

 「しっぽの重要性」ですね。

様々な役割がある事から機能を失うと
心身へのダメージがかなり強いと言えます。

何気に見ていた「しっぽ」ですが、自分が
感情を表現出来なくなったらと思うと
とてもショックだし悲しいです。

そんな思いをさせない為にも
毎日の健康チェックはかかせないですね。