コラム

犬の本で感動の名作といえば?愛犬家が薦めるとっておき5選

犬に関する感動本は
たくさん出版されています。

ぜひ読んで心を洗いたいけれど、
何がぴったり合うのかわからない・・・
という方も多いのではないでしょうか。

そんなあなたのために、
とっておきの5作品をご紹介します。

自分で言うのもなんですが、
愛犬家かつ読書家でもある私が
おすすめする5選ですので
きっとご満足いただけると
思います!

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ざっくりとですが内容もご紹介するので、
普段本をあまり読まない方も
ぜひ参考になさってくださいね。



犬にまつわる泣ける本!おすすめランキング

まずは犬にまつわる泣ける本の
おすすめランキングトップ3
ご紹介します。

1.犬と私の10の約束

著者:川口 晴
出版社:文芸春秋

内容:
有名な詩「犬の十戒」をもとにした
あかりちゃんと愛犬ソックスの物語です。

犬の十戒1.私と気長に
つきあってください。

2.私を信じてください。
それだけで私は幸せです。

3.私にも心があることを
忘れないでください。

4.言うことをきかないときは
理由があります。

5.私にたくさん話しかけてください。
人のことばは話せないけど、
わかっています。

6.私をたたかないで。
本気になったら
私の方が強いことを忘れないで。

7.私が年を取っても仲良くしてください。

8.私は十年くらいしか生きられません。
だからできるだけ私と一緒にいてください。

9.あなたには学校もあるし友だちもいます。
でも私にはあなたしかいません。

10.私が死ぬとき、お願いです、
そばにいてください。
どうか覚えていてください、
私がずっとあなたを愛していたことを。

(作者不明)


ソックスがやってきた日、
幼いあかりちゃんはお母さんと
この10個の約束をしました。

でも成長するにつれて、
しだいにあかりちゃんと
ソックスとの時間は減っていきます。

忙しいあかりちゃんは、
ソックスを邪魔に思うことさえも・・・。

あかりちゃんは最後まで
10個の約束を守ることが
できるのでしょうか。

飼い主ならだれのが経験のある
犬へのいろいろな思いを
さらりと描いた本です。

散歩が面倒な日・・・
恋や勉強や仕事に追われて
犬をかまえない日・・・

でも、どんな日でも犬は
かわることなく私たちを愛してくれます。

命の大切さや犬のかけがいのなさを
改めて感じることができる作品です。

とても泣ける感動作ですよ。

犬と私の10の約束の
公式ページはこちら
(外部サイトに移動します)



2.虹の橋―Rainbow Bridge

著者・絵・翻訳:葉 祥明
出版社:佼成出版社

内容:
たくさんの人のペットロスを癒してきた、
「虹の橋の物語」を基にした
泣いてしまうこと間違いなしの本です。

虹の橋の物語

生涯を終えたペットたちはみんな、
「虹の橋」というところにたどり着く
といわれています。

そこはとてもきれいなところで、
病気もケガもなく、
ペットたちは毎日元気に
友達と遊んでいるそうです。

そんなある日、
1匹が急に遠くを見つめます。
してしっぽを大きく振って、
勢いよく駆けていきます。

その先にいるのは、
その子が愛した飼い主さん。

そう、ペットたちは虹の橋で、
飼い主が来るのをずっと
待っていてくれていたのです。

(作者不明)


愛するペットとの別れは
本当に辛いものです。

でも、ずっと離れ離れ
というわけではありません。

わたしたちはまた「虹の橋」で
再会できるのです。

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飼い主であれば、心のどこかに
いつかくる別れの日を恐れる気持ちが
あると思います。

ペットを飼っていなくても、
人生に別れはつきものですよね。
とても辛く苦しい別れも
たくさんあります。

でもこの本を読めば、
悲しい別れを受け入れる覚悟と
今を大切にしたいという気持ちを
強くすることができると思います。


虹の橋の物語の動画を
ご紹介します。
4分程度の動画です。
この動画を見て心を動かされたら、
ぜひ書店に行ってみてくださいね。

3.ダメ犬グー―11年+108日の物語

著者:ごとう やすゆき
出版社:幻冬舎

内容:
ちょっと変わった犬「グー」と、
飼い主の「ぼく」の日常を描いた本です。

グーはとてもやさしく、
愛嬌たっぷりの犬です。

わがままで、
おこりんぼうで、
甘えんぼう・・・。

そんなグーとぼくの毎日は
きっとあなたを幸せな気持ちに
してくれると思います。

そして迎える別れの日は
涙と感動なしに読むことができません。

とてもかわいいイラストエッセイなので
見ているだけでも癒されて
思わず泣けてしまいますよ。

「ダメ犬グー―11年+108日の物語」
の公式ページはこちらです
(外部サイトに移動します)




親子で読みたい!感動する犬の絵本

親子で読みたい、
感動する犬の絵本も2つご紹介します。

101匹わんちゃん(3・4歳向け)

著者:福川 祐司
出版社:講談社

内容:
言わずと知れた犬界のベストセラーです。
ディズニーの映画でもおなじみですよね。

ダルメシアンの夫婦、ポンゴとパーディタに
かわいい15匹の子犬が生まれました。

でもある日、クルエラという女の人がやってきて、
子犬をみんな盗んでいってしまったのです。

クルエラの屋敷に連れていかれた子犬たちを
助け出そうとポンゴとパーディタは奮闘します。

町の犬たちも子犬救出作戦に協力し、
力を合わせてクルエラに立ち向かう物語です。

大人が読んでも、犬たちのがんばりに
思わず感動して泣けてしまいます。

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101匹わんちゃんの絵本は
いくつかの出版社からでています。
お子さんと一緒に書店で絵を見比べて、
お好みのものを選ぶもの楽しいですよ!

個人的にはこの講談社のものが
一番アニメに近い気がして好きです。

カラフルでかわいいわんちゃんが
たくさん出てくるので、
きっとお子さんも喜ぶと思います。

クイールはもうどう犬になった(5・6歳向け)

著者:こわせたまみ
写真:秋元良平
出版社:ひさかたチャイルド

「盲導犬クイール」の活躍を描いた、
写真絵本です。

クイールは映画にもなった有名な犬なので、
ご存知の方も多いのではないでしょうか。

クイールが盲導犬として働きながら、
人とふれあい成長する姿を
5・6歳にもわかるように紹介しています。

写真絵本なので、
特に犬好きのお子さんにおすすめです。

生涯をかけて人を支えたクイールと
クイールに愛情を注ぐ周囲の人の姿に
きっと感動すると思いますよ。

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盲導犬という働く犬がいること、
盲導犬を見たら触ったりせずに
見守ってあげることを、
教えてあげるいい機会にもなる本です。

盲導犬クイールの
紹介ページはこちらです
(外部サイトに移動します)



番外編!犬の写真集や図鑑もベストセラーになっている

犬の本や絵本のほかにも、
写真集や図鑑も
ベストセラーになっているんですよ。

人気写真集「いぬ」

著者:岩合 光昭
出版社:クレヴィス

内容:
ネコ写真で有名な岩合光昭さん
40年間撮りためた犬の写真を
まとめた写真集です。

日本の犬も世界の犬ももりだくさんで、
どの写真もとても自然な表情をしています。

世界の民家や風景も同時に楽しめます。

人気図鑑「世界で一番美しい犬の図鑑」

著者:タムシン・ピッケラル
写真:アストリッド・ハリソン
翻訳:岩井 木綿子
出版社:エクスナレッジ

内容:
80種以上の犬種それぞれの美しい写真と
その歴史を解説する図鑑です。

大ベストセラー
「世界で一番美しい猫の図鑑」の
姉妹本です。

値段は少しお高いですが、
犬好きの方には本当におすすめです。
見ているだけで楽しいですし、
何時間見ていても飽きません。

わが家の犬は雑種なんですが、
いろんな犬種を見ながら
ルーツを空想するのも楽しいです。

まとめ

いかがでしたか?

犬に関する感動本
とっておきの5選をご紹介しました。

  • 犬と私の10の約束
  • 虹の橋―Rainbow Bridge
  • ダメ犬グー―11年+108日の物語
  • 101匹わんちゃん
  • クイールはもうどう犬になった

私が勝手に選んだランキングですが、
どれも自信をもっておすすめできる本です。
ぜひ一度ご覧になってみてくださいね。

犬を飼っている人も、飼っていない人も
思わず感動して泣けること間違いなしです!

 

また、犬の写真集「いぬ」や
犬の図鑑「世界で一番美しい犬の図鑑」
もベストセラーになっています。

眺めるだけでも楽しいので、
書店で探してみてくださいね。